こんにちは、元英語教員のゆりなです!
「教員の仕事に興味がある!」
「教員になりたい!」
そんな気持ちもあるけど、実際は「自分は教員に向いているんだろうか」と不安になることはありませんか?
私も教員になる前は、「教員として働きたいけど、自分はやっていけるのだろうか、向いているんだろうか」とかなり心配でした。
今日は、
教員になりたいけど、自分は教員に向いているのか、向いていないのか知りたいな。
このような悩みを抱える方に向けて、6年間教員として働いた私が思う、
教員に向いている人
教員に向いていない人
これらの条件がどんなものか紹介していきます!
教員に向いている人はこんな人!
まずは、教員として6年間修行してきた私が思う「教員に向いている人」を紹介します!
教員に向いているのは、ずばりこんな人です!
教えるのが好き
子どもが好き
子どもたちの成長をサポートしたい
子どもたちに寄り添える
細かい変化に気付ける
他にも教員に向いている要素はありますが、この中のどれかでも当てはまったら、教員に向いていると私は思います!
では、順番に簡単に紹介していきます!
教員に向いている人①:教えるのが好きな人
まず、教員に向いていると思う人の条件は、
何かを教えるのが好きな人です!
勉強はもちろん、スポーツやダンス、新しいことなど、何かを人に教えるのが好きな人は教員に向いています!
教員は「授業」がメインの仕事なので、毎日常に子どもたちに何かを教える時間があります。
そのため、何か教えるのが好きなら、授業作りや子どもたちとの話のネタづくりなども楽しんで取り組むことができ、授業をすることも面白いと感じられるはずです。
私も中学校の頃から友達に勉強を教えて「わかった!」などと言ってもらえるのが好きでした。
これが教員になろうと決めた理由の1つでもあります。
「人に何かを教えるのが好き!」これは教員になる上で大切なことの1つだと思います!
教員に向いている人②:子どもが好きな人
次に紹介する教員に向いている人の条件は、
子どもが好きな人です!
基本的に先生になる人の中には、子どもが好きな方が多いですよね。
- 小学校
- 中学校
- 高校
どの校種を選ぶかにもよりますが、小学校の先生は子ども好きが多いイメージがあります!
毎日子どもたちと関わる仕事なので、「子どもが嫌い!」というよりは「子どもが好き!」という方が向いています!
毎日関わり、一緒に過ごす子どもたちなので、好きな方がその時間を楽しむことができるし、この子たちのために頑張ろうという気力もわいてきます。
私は、そこまで「子どもが好き!」とは思っていませんでしたが、中学生と関わる中で自分が授業をしたり、担任をして関わるうちに子どもたちが可愛く思えてきました!(笑)
子どもが好きではなくても、関わるうちに好きになる可能性もあるので、絶対に好きじゃなきゃ勤まらない!というわけではありませんが、
子どもたちにしっかり愛情を注げるかどうかが教員に向いている人の条件の2つ目だといえます。
教員に向いている人③:子どもたちの成長をサポートしたい人
3つ目の教員に向いている人の条件は、
子どもたちの成長をサポートしたい人です!
教員の仕事は、授業以外にも、行事や学校生活を通して子どもたちの成長をサポートすることも含まれます。
- 学校生活
- 友人関係
- 自分自身
- 行事
いろいろな面で、子どもたちを見守り、サポートする必要があります。
そのため、「子どもたちの成長をサポートしたい!」と思っている方であれば、授業以外の場面でも仕事にやりがいを感じ、教員の仕事を楽しむことができます。
私は中学校で勤めていましたが、中1から中3までの子どもたちの成長過程を見守れるのは、本当に感動ものでした。
教員になりたい理由が「子どもたちの成長をサポートしたいから!」と思うなら、もう教員に向いているはずです!
教員に向いている人④:子どもたちに寄り添える人
4つ目に紹介する教員に向いている人の条件は、
子どもたちに寄り添える人です!
子どもたちに寄り添うことは本当に大切です!
教員の中には、「自分が正しいから、子どもたちは自分のいうことをしっかり守ればOK!」というスタンスの方もいますが、
私はしっかり子どもたちの話を聞いて、話しやすい体制を作ったり、話す機会を作ったりしながら、気持ちに寄り添うことが大事だと痛感しています。
実際、怖い先生方の前では子どもたちはビシッとして、言うことも聞き、偉い生徒になりますが、
その先生の前で本音で話せるかというと難しいのかな、と思います。
寄り添ってくれるからこそ、心を開いてくれる子どもたちは多いはず。
そのため、子どもたちのことを尊重しつつ、寄り添いながら、サポートできるのがベストだと6年間の経験を通して実感し、わたしもできるだけ寄り添うことを意識してきました。
子どもたちに寄り添うことができる人は、教員に向いていると思います!
教員に向いている人⑤:細かい変化に気づくことができる人
最後に紹介する教員に向いている人の条件は、
細かい変化に気づことができる人です!
子どもたちは日々様子が変わり、細かい変化に気づくことで早めにその子たちが抱える問題に気づくことができます。
中には、困っていることがあっても自分から伝えられない子もいます。
そんな時、教員側が気づいて、アプローチすることで、子どもが抱える悩みを少しでも解決できるかもしれません。
「なんか不機嫌そうな様子だな」と思って声をかけたら、「朝家族と喧嘩した」という子がいたり、
「なんで今日上着着ていないんだろう」と思って声をかけたら、「クラスメイトに上着の色を馬鹿にされた」ということがわかったり。
よーく観察していると、子どもたちは変化を見せるので、
気になる変化があったら声をかけたり、話す時間を設定したりしながら、子どもたちと関わっていくことが子どもたちも安心して学校生活を送ることができるはずです。
「細かい変化に気づくのが苦手!」という方は、毎日子どもたちとたっぷりコミュニケーションをとって信頼関係を気づくことで、子どもたち側からの相談や、変化に気付いた他の子が教えてくれるということもあります。
子どもたちの細かい変化に気づいたり、気づくために関わりをたくさん持つことが、教員として働く上でとても大切です。
教員に向いている1番大事な要素は、教員になりたいかどうか!
今まで5つ、私が教員の経験の中で気づいた「教員に向いている人の条件」を紹介しました!
ここまで紹介しておいてあれですが…
教員に向いている1番大事な要素は「教員になりたいか」どうかです!
「教員になりたい!」
「教員として子どもたちをサポートしたい!」
この想いが、教員になる上で1番大事で、教員として必要な条件だと思います。
私がさきほど紹介した条件は、努力や気持ちの持ち方次第で誰でも当てはまる条件です。
「教員になって子どもたちの力になりたい!」
この気持ちがあれば、子どもたちに寄り添うことだって、細かい変化に気付けるように努力することだって、授業を一生懸命考えることだってできるんです!
何より大事なのが、「教員になりたい!」という強い気持ちだと思うので、
「教員になりたいけど、教員に向いていない気がする…」と諦めるのはもったいない!
実際に向いているかどうかは教員になってみてからでないと判断することも難しいです。
私は「叱るのも、怒るのも苦手」で、「教員になるには演技をして怒らなければならない」なんて言われていたことがあり、ずっと向いていないのでは、と悩んでいました。
でも、中学生には自分の思いをしっかり伝えることで、怒ったり怒鳴ったりしなくても理解してもらうことができ、立派に育っていきました。
そのため、「自分は向いていない」と誰かのものさしの基準で決めるのは、もったいないんです。
教員になりたいと思った時点で、あなたは教員に向いています!
いろいろ書きましたが、結局はこれを伝えたかったです(笑)
教員に向いていない人はこんな人!
ということで!
次に教員に向いていない人の条件を紹介しますが、ここまで読んでくださった方にはもう答えが予想されているかもしれません(笑)
教員に向いていない人は、ずばりっ…
「教員になりたくない人!」です!
当たった方はもう私と意思疎通していますね(笑)
教員になりたくない人は教員に向いていないので、教員はやらない方がいいです!
- とりあえず教員免許を取ったから
- とりあえず公務員だし安定していそうだから
このような理由で、教員を目指す方もいますが、
私はおすすめしたくないです!
理由は、教員の仕事は「なんとなく」「とりあえず」で続けられるほど、簡単ではないと思うからです。
もちろん、手を抜きながら仕事をすると続けられると思いますが、
真剣に授業を考えたり、子どもたちと向き合うからこそ先生の仕事は楽しいものです。
また、時間外の業務があったり、残業代が出なかったりと、教員は「お金だけ稼げればいいや」で頑張れる世界じゃありません…。
教員になりたいという気持ちがないなら、教員の仕事はやらないほうがいい!
私はそう思いますし、「教員になりたいわけじゃないけど、なってみようかな」という方は教員に向いていないと思います。
教員に向いている・向いていないより、やりたいかやりたくないか
今日は私が教員6年間の経験から分かった「教員に向いている人・向いていない人」を紹介しました!
つまり結論、
教員として情熱ややる気を持てるなら、どんな方でも教員に向いているということです!
子どもたちにも個性があるように、先生方にも個性があるべきなので、自分しかない個性に自信を持ってください!
もちろん面白くて人気な先生や、生徒がしっかりいうことを聞く厳しい先生もいますが、
「この先生だから話しやすい!」
「この先生の授業だからわかりやすい!」
こんな風に、自分だから、、、と思ってくれる子どもたちはいます。
私は面白くもないし、怖くもなかったので、他の先生を見ていて羨ましいなと思うことがたくさんありました。
でも、「先生はすごく丁寧!」「先生の授業だからわかりやすい!」「先生だから相談した!」なんてことを言ってもらえることもあり、いろいろな個性の先生がいたほうがいいという言葉の意味を理解することができました。
いろいろな先生がいるほうがいい!
自分の個性を生かして、子どもたちと関わることで子どもたちに還元できるものがある!
もし教員になって自信を失いそうになったら、少しでも思い出してくださると嬉しいです。
教員になりたいという気持ちがあるなら、自分の気持ちを信じて行動してみてください!
記事を最後まで読んでくださりありがとうございました!
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