教員の仕事はメンタルがきつい!心が疲れる原因とストレス解消法7選

教員の仕事はメンタルがきつい!心が疲れる原因とストレス解消法7選
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こんにちは、元中学校の英語教員のゆりなです!

今日は教員の仕事とメンタル、そして私が教員だった頃にメンタルの状態を改善するためにした方法を紹介します!

今、教員として働いているんだけど、結構メンタルがきついな。他の先生もそうなのかな?このメンタルの状態を改善できる方法があったら知りたい!

こんな方におすすめの記事です。

教員の仕事は、仕事やプライベート、先生という立場など、いろいろな面でストレスがかかりメンタルが疲れてしまうこともあります。

私も傷ついたり、不安になったり、疲れたりすることが多く、自分なりのストレス解消法でメンタルを維持していました!

ゆりな
教員の仕事はメンタルがきついと思った理由や、メンタル改善のために色々な方法を試したので、紹介します!どれかが当てはまって、少しでもあなたのメンタルが改善すれば嬉しいです!
目次

教員の仕事はメンタルがきつい理由

教員の仕事はメンタルがきつい理由

教員の仕事はメンタルがきついことが多いです。

実際に、この10年ほどは、毎年約5000人の先生方がうつ病などの精神疾患で休職しています。

私も教員として働いていて、「メンタルきつい。傷つく。先生向いてない。不安。」こんな感情をよく抱いていました。

私が教員の仕事ってメンタルがきついなぁと思っていた理由は、

  • 仕事量や時間的な拘束が多すぎて、充分に休むことができない
  • 「大人の代表」という目で見られるので、プライベートの行動もかなり気を使う
  • 相手が子どもなので、傷つくことなども平気で言われる
  • 責任のある仕事を負っていることが多い
  • 職場環境によっては、相談しにくい場合がある

このような理由です。

まずは、充分に休む時間を確保することができないので、頭も心も体も十分に休めない結果、メンタルによくない影響が起こっていました。

部活の大会で土日が潰れた時は、「このままこの生活を続けていても楽しくない…」という気持ちにさえなってしまいました。

教員だからか、住んでいる地域が田舎であればあるほど地域の住民から監視の目が光るので、プライベートもかなり気を使いますよね。自分の勤務する地域に住んでいると、なかなか気持ちが休まらないこともありました。

また、普段関わる時間の長い子どもたちは、平気で先生方が傷つくことを言ってくることもあります。

「〇〇先生の方が良かった!」

「先生の授業はつまらない!」などなど…。

「子どもだから仕方ない」と割り切ることも必要ですが、わかっていてもグサグサ傷つくことがたくさんありました。

生徒指導や進路指導など、ひとりの生徒の人生に関わることも多く、責任ある仕事を一人で背負っていることもあり、プレッシャーを感じることもたくさんあります。

仕事の負担の感じ方は人それぞれですが、

私は教員が働く労働環境や「教員だから」という概念によって、メンタルが疲れてしまうことが多かったです。

教員時代にメンタルを改善するためにした方法

教員時代にメンタルを改善するためにした方法

こんなストレスを抱える原因が多く、メンタルが疲れることも多い教員ですが、メンタルケアをすることで、辛いメンタルに押し潰されることを防ぐことができます

もちろん、「もう限界だ!」と思ったら、退職という選択肢もありますが、

「続けたいけど、しんどいからメンタルを改善したい!」と思う方に向けて、私が実践していたメンタル改善法を7つ紹介します。

これらのどれかが、この記事を読んでいる方にしっくりきて、少しでも心や体の疲れが癒されると嬉しいです。

私が教員時代にメンタルを改善するためにした方法は、

教員時代のメンタル改善方法

先生の仕事を理解してくれる人と話す

勤務地域から離れて旅行をする

他に没頭できることを見つける

美味しいものを食べる

自分の気持ちを紙に書く

思い切って休む

適度な運動をする

この7つです!

簡単に紹介していきます!

教員メンタル改善方法①:先生の仕事を理解してくれる人と話す

教員時代にメンタルを改善するためにした方法

私が実践したメンタル改善方法の1つ目が、先生の仕事を理解してくれる人と話すことです!

私の場合は、教員の仕事のしんどさや辛さは、同じ仕事を経験している人に話して理解や共感をしてもらえるが、心のケアになりました。

  • 話しやすい同僚
  • 歳が近くて仲の良い先生
  • 信頼できる先輩
  • 家族

メンタルが辛い時や悩みがある時は、自分の周りで、先生の仕事をしている人や先生の仕事をすごく理解してくれる人に話を聞いてもらうことでかなりスッキリしたり、受け入れられている気持ちになり、心のケアになります。

辛いことや嫌なことは、思い切って誰かに話してみるのがおすすめです!

実は、その人も同じ悩みを抱えていて、お互いに吐き出すことで楽になったりするかもしれません。

ただ、話し相手は、自分のことをしっかり理解して受け止めてくれる人を選んでくださいね!

教員メンタル改善方法②:勤務地域から離れた旅行を定期的にする

教員時代にメンタルを改善するためにした方法

次に私が教員時代に実践していたメンタル改善方法は、自分が勤務する地域から離れた地域まで旅行をすることです!

自分が普段住んでいる地域や、少し離れたところだと、ばったり子どもたちと遭遇したり、自分が先生だということを意識して過ごしてしまうことが多いです。

そのため、私は自分の住んでいる地域を離れて旅行をすることが大好きでした。

今は北海道に住んでいるのですが、北海道を出たり、海外旅行に出かけたりしていました。

「自分は教員だから…」という気持ちのしばりを捨て、好きなように過ごせる地域まででかけて、好きなように過ごすことで、日常を忘れられストレスもかなり発散することができました。

「現実に戻りたくない…帰りたくない…」という気持ちになるのが少し辛いですが(笑)、

普段勤めている地域から離れた旅行は、かなりリフレッシュできるのでおすすめです!

教員メンタル改善方法③:他に没頭できることを見つける

教員メンタル改善方法③:他に没頭できることを見つける

3つ目のメンタル改善方法は、他に没頭できることを見つけることです!

  • 趣味
  • 学習
  • 新しい仕事

なんでもいいので、他に没頭できることを見つけるのは、辛いメンタルを改善するのに役立ちます。

実際に私も教員として働きながら、趣味でブログを書き始めていたのですが、

「教員の仕事以外にも頑張っていることがある。」

こんな風に思えたことは、教員の仕事が辛い時のメンタルを支えてくれていました。

教員は副業が禁止されているので、他の仕事で稼ぐことは難しいですが、

趣味程度に始めてみたり、前から興味を持っている新しいことを学んだりすることで、自分の人生の比重が「教員の仕事」だけではなくなって、メンタルに良い効果があると実感しています。

仕事のことを忘れて、何かに没頭する時間を作るのもおすすめのメンタル改善方法です!

教員メンタル改善方法④:美味しいものを食べる

教員メンタル改善方法④:美味しいものを食べる

教員時代のメンタル改善方法の4つ目が、美味しいものを食べることです!

教員の仕事をしている時は、本当に外食が多く、ストレス発散に美味しいものを食べに出かけていました。

自分で作るのではなく、他の人がつくてくれる美味しい料理は、心を満たしてくれるし、時間も生み出してくれますよね。

心や体が疲れている時は、自分の大好きなものを食べて、自分を元気付けてあげるのも1つのメンタルケアだと思います。

ちなみに、食生活を整えることでメンタルが安定するという研究もあるので、

余裕がある方は自炊をして、バランスの良い美味しい食事をすることで、メンタルの改善も期待できます。

人生の楽しみの1つである食でのメンタルケアもおすすめのケア方法です!

教員メンタル改善方法⑤:正直な気持ちを日記や手帳につづる

教員メンタル改善方法⑤:正直な気持ちを日記や手帳につづる

5つ目のメンタル改善方法は、正直な気持ちを日記や手帳などの紙に書き出す作戦です。

自分の気持ちを正直に紙に書いて、外側に出すことで、スッキリするという話を聞いたことがありませんか?

私も嫌なことがあった時は、手帳やノートに正直に書いていました。

自分の心の中にもやもやをためておくより、書き出して外に出してしまった方がすっきりして、翌朝も引きずらないことが多かったです。

ひどい時は、旦那さんに話を聞いてもらいつつ、紙にも書き出すという2つの作戦を組み合わせてストレス解消をしていました(笑)

なかなか話しにくいことや、話し相手を探すのが大変な方は、紙に自分の気持ちを書いて発散するのも1つの方法です!

教員メンタル改善方法⑥:思い切っていさぎよく休む

教員メンタル改善方法⑥:思い切って休む

教員時代のメンタル改善方法の6つ目は、思い切って休むことです!

教員の仕事って、部活動や行事で土日が潰れて休めないまま忙しさが継続することが多くて、どんどん疲れが蓄積していったりしますよね。

そんな時は思い切って年休を使って、いさぎよく休むのがおすすめです。

いさぎよくです!!!

私の体は正直だったので、

「あーもう結構、心も体もきついな…」

そんな時は、扁桃腺が腫れて熱が出たり、風邪をひいたりしてしまって、強制的に休むことができました。

1日でも、数日でも、体と心をしっかりと休ませてあげることで、またパワーたっぷりで仕事と向き合うことができるので、疲れてきたなと思ったら思い切って休むのも1つの作戦です。

仕事を休む前って、「熱が出なきゃ休めない」とか、「職場にかなり迷惑をかける」と考えがちですが、意外と職場の先生方がスマートにカバーしてくれたりします。

実際に、他の先生が休んで、自分が代わりにその仕事を引き受けた時も、そこまで大きな負担には感じないですよね。

なので、

「心と体がヘトヘト!」

こんな状態なら、おもいきってしっかり休んでみるのも1つの方法です!

職場は意外と大丈夫なので、自分のことを大切にしてあげてください!

教員メンタル改善方法⑦:適度な運動をする

教員メンタル改善方法⑦:適度な運動をする

最後に紹介する私が教員時代に実践していたメンタル改善方法は、適度な運動をすることです!

これも簡単に取り入れられ、運動オンチな私でも続けられたので、かなりおすすめの方法です。

おすすめの運動は、体に負荷もかかりすぎず、短時間で行えるウォーキングです!

1日10〜30分ほどウォーキングをすることで、メンタルや体の不調の改善につながることが研究でわかっており、ウォーキングはかなり優秀な運動なんです。

わたしも仕事で体が疲れていても、ほぼ毎日ウォーキングを取り入れていました。

体は仕事で疲れていますが、ほんの少しでも歩くことによって、血流が良くなって体がスッキリするし、心も安定するのを実感できました。

夫婦喧嘩をした時もひとりでウォーキングしてスッキリ帰ってきたこともありました(笑)

夜に歩くことで良い睡眠にもつながるので、1日少しでもダラダラしてしまう時間があれば、そこをウォーキングにあてるのがおすすめです!

メンタルにも体にもいいウォーキングルーティーンを作ってしまいましょう!

教員はメンタルケアも大事!自分に優しく過ごそう!

教員はメンタルケアも大事!自分に優しく過ごそう!

教員はストレスが多い仕事なので、無理しすぎると心も体も疲れてしまいます。

適度に息抜きやメンタルケアをしつつ、自分に優しくする時間を積極的に設定するのがおすすめです!

私が実践したメンタル改善方法の中で、取り入れやすいものや「これいいな!」と思うものがあったら、ぜひ日常生活の中に取り入れて、ストレス解消やリフレッシュに役立ててくださいね!

私が心身ともに健康に生きるために参考にしている鈴木祐さんの本を最後に貼っておくので、興味がある方は手にとって読んでみてください!

ストレス解消方が100も紹介されています!

運動や食べ物、睡眠で健康になる方法が書かれています。

もし、「教員の仕事は、辞めたいくらいきつい!」と考えているなら、少しずつ転職を視野に入れるのもありです。

無料で求人情報を見れるサイトもあるので、登録して隙間時間に見るのも、リフレッシュになるかもしれません。

リクナビNEXT

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自分にぴったりのメンタルケア方法や、自分が楽しく生きられる方法を選んで、自分を大切にしてくださいね!

この記事を読んでくださったあなたの心と体が少しでも楽になりますように!

では、今日はこの辺で!

また次の記事でお会いしましょう!

See you next time!:D


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この記事を書いた人

ニュージーランド留学、アメリカ留学を経て、英語の先生を6年間経験しました。
英検準1級、中学・高校英語教員免許を持っています。

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