こんにちは、ゆりなです。
今日は、「これから教員になるけど、何を準備したらいいんだろう。」と困っている方向けに、6年間の中学校での教員経験を元に、授業作りに役立つおすすめグッズを紹介します。
これからの教員生活に備えて準備をしたい。準備したらいいものを教えて!!

こんな方に読んでほしい
- 教員としてこれから働く
- 他の教員が使っている便利グッズが知りたい
- 授業作りに必要なものを集めて不安を解消したい
- 教員の仕事をイメージしたい
便利グッズを知りながら、教員の授業作りに関連する仕事内容もわかるので、準備をしたい方はもちろん、不安な方にも役立つ記事になっています!
では、さっそく紹介していきます!
メモの準備はいいですか?
目次
教員おすすめグッズ1:赤ペン

まず必要なのは、赤ペンです!!
こんなの予想済みだよー!なんかいい種類とかあるの?
教員生活に赤ペンは必要不可欠。
教員生活を左右するものの1つと言っても過言ではありません。
赤ペンを使うシーンは、
- テストの丸つけ
- 家庭学習チェックやコメント
- 授業中の丸つけ
- 授業中に回収したワークシートの確認、コメント、丸つけ
- 指導案や文書の訂正
など多岐に渡ります。
教員6年間の経験から、おすすめの赤ペンがあるので紹介しますね。
教員おすすめグッズ1:おすすめ赤ボールペン
個人的なおすすめは、細くて、スラスラ書けて、伸びないjet streamです。
JETSTREAM
ストレスフリーで丸つけも、コメントの記入もできるのはJETSTREAMだなと思います。
こちらはまとめ売りのセットですが、
「一本ずつ買いたい」という方は、1本ずつも売っているので、チェックしてみてください!
教員おすすめグッズ1:おすすめ赤サインペン

また、最近はサインペンタイプも好きです。
テストをJETSTREAMで丸つけすると、線が細いため、
な、なんか寂しい。
そう感じてしまいました。
なので、私はテストの丸つけの際には、赤いサインペンを使用しています。
サインペンは2種類使っていました。
職員室でも先生によって好みが分かれていたので、好きな方を選んでみてください。
ぺんてる水性ペン
ぺんてるの水性ペンです。
なんか「先生が持っている水性赤ペン」のイメージ。笑
普通にかきやすく、裏移りもしません。
次に紹介するuniのものと比較すると少し値段はお手頃です。
サインペンは意外と1回のテストの丸付けで薄くなっちゃったりするので、何本かまとめ買いしちゃってもいいと思います!
uni 三菱鉛筆 水性サインペン
私は「ぺんてるかuniかどちらのサインペンを選ぶ?」と聞かれたら、
uniの方を選びます!
なぜなら、こっちの方が見た目とインクの色に高級感があるからです。(個人的な気持ちかもしれません。)
こちらも使いやすく、裏写りしません。
ただ、うちの学校の場合は、赤ペンを優しい事務の方がそろえてくださっていて、ぺんてるもuniも選べる状態でした。
そのためもちろん高級感のあるuniを選んでいましたが、もし「自分で買いなさい」と言われたら、
少し安いぺんてるを選ぶかもしれません。
こちらもセットでAmazonなどで購入できます!

教員おすすめグッズ2:ノート

次に紹介する便利アイテムは、ノートです。
ノートをいつ使うかというと、私の場合は自分の授業作りのために使っていました。
授業計画をノートに書かずに、教科書と自分の頭の中のプランで授業をする先生もいますが、私には無理でした。
毎回、授業プラン、
- 授業の日付、何時間目の授業か
- 授業の流れ
- 子どもたちにする質問
などを書いていました。
最初は、普通のノートを使っていたのですが、デメリットも多いんです。
- 冊数が増えるとかさばる
- そのページを開いておくことができない
これが最大のデメリットです。
私は授業をする時、ノートにメモしたことを確認しながら進めていくので、その時の授業ページを開いておけないのはストレスがかかりました。
かなり強く折り曲げても、安定して開くことはできない…
ということで、
最近は薄いリングファイルに、ルーズリーフを挟んで使っていました。
教員おすすめグッズ2:おすすめノート
私のおすすめノートはリングノートです!
リングノートの中でも、リングファイルだと、メモしたページを開いておくことが簡単にできます!
これで授業前は、そのページを開いたまま授業の教室に行くことができて、安心安心。
心配性の私は事前にそのページを確認してから教室に移動したので、確認して、そのまま授業中に使えるのもかなり便利です。
デメリットとしては、薄いリングファイルは厚くなったらリングが閉じなくなるので、定期的にルーズリーフを抜いてあげるのが必要になります。
ちなみに、私は
コクヨ Campus スマートリング
Campusのリングファイルを使っていました。
これ、薄くて、該当ページも開きやすいのてかなり重宝しました。
3学年教えていたので、学年で色を分けて使っていました。ぱっと見でわかるのでおすすめです。
初期投資は少し高いですが、壊れない限り使えるので、おすすめです!
ノートをタブレットでまとめるのもあり!
iPadをすでに持っているんだよね!活用できないかな?
そんな方は紙のノートではなくiPadを活用するのも良いですね!
もし今iPadをお持ちなら、授業計画をiPadでまとめるのもおすすめです!
私が教員として働いていた時はiPadは活用していなかったのですが、今はタブレットが多くの学校で配布されていますよね。
私の夫は現在も教員として働いているのですが、授業も計画もiPadを活用しています!
授業を考える際は、自作の授業計画の型を使い、グッドノートを使って手書きで授業計画をまとめています。
紙のノートと違ってかさばらず、ルーズリーフを購入するお金がかからないのも良いですよね!
しかも、グッドノートなどのアプリは「文字検索」もできるため、自分が書いたキーワードを検索すれば簡単にそのページを探せます◎
机周りを整えたり、スマートに管理したりしたい方はタブレットの活用もおすすめです!
教員おすすめグッズ3:チョークケース

やっぱり黒板で授業をする学校が多いと思うので、チョークケースは必要です。
教室に入って
「さぁ、授業するぞー!」
「・・・チョークがない!」
となると黒板に何も書くことができません。
教室によっては、チョークを準備してくれている教室もありますが、ない時もあるので運のような物です笑
めっちゃ小さいチョークしかない場合や、使いたい色がない場合も多いので、チョークケースに入れて自分の使いたい色のチョークは持ち歩くのが無難です。

教員おすすめグッズ4:教科書カバー

教員おすすめグッズの4つ目は、教科書カバーです!
教科書カバーはあると便利です。
これは、学校で与えられた教科書が「自分だけのもの」ではないためです。
中学校では、教科書が変わらない限り、教科ごとに割り当てられた教科書をその学校に勤務している教員で使用します。
そのため、前の先生がボロボロ状態にした教科書を使わなきゃいけない・・・!なんてこともあるんです。
さすがにあまりにもボロボロだったら、変えてもらえるかもしれませんが、
とりあえず次の先生のことや、その教科書で長く教える自分のことも考えると綺麗に使いたいですよね。
そんな時に役立つのが教科書カバーです!
私は初任校でカバーを使わずに使用していたのですが、どんなに注意しても、授業中持ち歩く、授業を考える時も開く・・・汚れるに決まってます。
2校目では、カバーをつけて教科書を使っていたので、保存状態も綺麗なまま使用できています。
※A4,A5,B5サイズがあるので、使う教科書のサイズをチェックしてから購入してくださいね!
教員おすすめグッズ5:スクールタイマー(デジタイマー)

5つ目の教員便利グッズはスクールタイマーです!
これは授業を運営する上であったらかなり便利です!
特に、授業中に
- グループでの活動
- いろんな相手と話す活動
- 創作活動
などをする場合はあるとすごく便利です。
子どもたちも、時間の把握ができる上、活動の終了時間に
「もう活動終わりー!!話聞いてー!」
などと大きな声を出さなくてすみます。笑
中学生にもなると、タイマーを見ながら自分たちで動いてくれるので、このタイマーがあるだけで授業の運営がとてもスムーズになります。
小さいものだと、遠くから数字が見えない子どもがいたり、アラームの音が不十分で子どもたちに聞こえない・・・
ということもあるので、
「これから教師として頑張っていくぞ!」という意思があるなら、もう買っちゃいましょう!
授業以外にも
- テスト中の時間設定
- 各種検定の運営
などにも役立つのであるとすごく便利です。
少し高い買い物なので、勤務する学校の先生に、各教室に配置されているか、教材費で買ったりしているかなどの確認をしてからでもいいと思います。
ただ、自分のを持っていると自分の好きなタイミングでいつでも使えてかなり楽なので、持っていて損はないものの1つです!
教員おすすめグッズ6:ワイヤレススピーカー

授業中に耳で聞く活動がある授業はワイヤレススピーカーがあると便利です!
英語は、教科書の全てのページにリスニングがあるため、ワイヤレススピーカーを持っていれば、ラジカセを持ち運ぶ必要がありません。
教科書についているCDをパソコンに取り込んで、パソコンからBluetooth飛ばし、スピーカーで流すのが1番手軽で楽です。
CDをパソコンに取り込んだ後、1枚ずつCDを作るのってちょっとめんどくさいですよね。
しかもそのLesson毎にCDを変える必要があるので、
私の場合は「あ!もうこのCDじゃない!」と職員室に走って戻ることもたまにありました。
パソコンに取り込んでしまえば、スピーカーとパソコンがあればLessonが変わっても持ち物は変わりません。
また、「もう1回聞きたい!」などの場面での操作もかなり楽です。
小さいサイズのワイヤレススピーカーでも聞こえる大きさの教室もありますが、聞こえなかったら困るので真ん中サイズくらいのものをゲットするのがおすすめです。

教員おすすめグッズ7:電子辞書

次に紹介するおすすめグッズは、電子辞書です!
電子辞書は、英語や国語の授業で必要とされることが多いのかなと思います。
単語や漢字が分からなくなった時、電子辞書があったらかなり便利です。
(紙辞書を一瞬で引けるプロなら必要ありません。)
英語の授業では、教科書範囲の単語なら教科書を見ると載っているし、授業まえに確認しておけば「スペルどうだっけ?!」ということは防ぐことができますが、
生徒の英作文の授業の時は、電子辞書がなきゃ困ります。
意欲的な子どもたちは、
「〇〇って英語で何ていうんですか?」などと聞いてくれ、それを覚えたりします。
そんな時「分からないから自分のわかる単語で書いて!」などとも言えますが、
新しい単語を覚える、そして生徒の「知りたい!」という意欲が高まるチャンスなので、私は教えてあげたいなって思います。
また、教員も人間なので忘れることもいっぱいあります。
「あれ?あの単語のスペル・・・怪しいな。」と思ったら確認のために調べます。
授業に行く際は、電子辞書があったらかなり心強いです。
電子辞書は、実際に電器屋さんに行って、
- 画面の見やすさ
- 文字の打ちやすさ
- 手書きで検索できるか
- デザイン
など、自分の目で確かめてから購入するのがオススメです。
高級な買い物で、これから長い期間の相棒になるので自分にぴったりなものを選んでくださいね!
↓購入を検討するなら大人用の辞書がおすすめです!
教員おすすめグッズ8:マグネット

マグネットも授業中に使うことが多いです。
子どもたちに見せたい写真や資料がある時、黒板に貼りますよね!
できれば強力なマグネットを選ぶことをおすすめします。
100円均一で買ったマグネットって磁力が弱かったりするので、両面がくっつくマグネットがおすすめです!
教員おすすめグッズ9:ラミネートフィルム

9つ目の教員おすすめグッズは、ラミレートフィルムです!
写真やイラストなどを授業中に使う時に重宝します!
今はモニターがある学校があったりするので、学校の機器事情によりますが、機材が揃っていなかった私の学校は、画像を使うときはラミレートして使っていました。
学校にある場合はそれを使って節約するのもありだと思いますが、
あまりにも多い枚数を使うのはちょっと気まずい・・・
と思う方は、自分専用のフィルムを買ってしまいましょう!
1度写真やイラストをカラーで印刷して、授業で使うものはラミネートして、また次の年も使える教材にします。
そうすることでまた次の年、同じ写真をインターネットで探し、印刷するという手間が省けます。
わたしは英語の教科書の本文に出てきたり、文法を教える際に役立ちそうな写真やイラストを活用していました。
- 授業を始める前にみんなで確認したいもの
- 教科書に記載はあるけど、写真が不十分なもの
- 写真がないもの
- 文法を教える時に効果的であろうと考えらえるもの
このような場面で使うことが多かったです。
A4サイズ
B4サイズ
教員おすすめグッズ10:プラスチックのかご

授業で使うものを入れて持ち運ぶプラスチックケースがあると便利です!
教科によっては教科書だけで十分だという場面もあると思いますが、わたしの場合は、
- 教科書
- ノート
- ワークシート
- チョーク
- マグネット
- 電子辞書
- デジタイマー
- スタンプ
などを入れて、プラスチックケースに入れて持ち運んでいました。
必要な道具を1つの場所に入れておくことによって、時間がない時でも「あれ?どこにやったっけ!」なんてことを防ぐことができます。
これは100円均一で十分だと思うので、出来るだけ安くゲットしましょう!
ちなみに買い物用のバスケットを使っている先生もいました笑
そこまで荷物が増えちゃうと大変かも・・・
カラーも何色かあるので、自分がテンションが上がる色を選びましょう!!
教員おすすめグッズ11:ご褒美スタンプ

ご褒美スタンプ、これも必須アイテムです!

わたしは家庭学習チェックの時に、スタンプとコメントを書いていたので、その時に使用していました。
授業中に、課題を達成できたらノートにスタンプを押す先生もいて、
子どもたちは喜んでいました。
自分の好きなキャラクターを選んでもいいし、子どもたちに人気のあるキャラクターのスタンプを選ぶと喜ばれます!
スタンプを選ぶ際は、インクがついているものを選ぶのがおすすめ!
授業内に押すときも家庭学習を見るときも時間との勝負です!
スタンプ台にぽんっとインクをつかている時間ももったいないので、インク付きのものを選びましょう。
スヌーピー
コナンくん
おすすめスタンプについての記事はこちら!
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教員おすすめグッズ12:ゼムクリップ

最後に紹介するのは書類をまとめてくれるゼムクリップです!
3学年、いろんなクラスを教えていると、
- 授業で使うワークシート
- 回収したワークシート(丸つけ、チェックする)
- テストや小テスト
など、書類を整理しなきゃごちゃごちゃになります。
なので、ゼムクリップでまとめて管理するのがおすすめ。
これは学校に置いてあることが多いと思うので、学校の備品をチェックしてみてください。
教員おすすめグッズ13:iPad

ノートの部分でも紹介しましたが、13個目に紹介する便利グッズはiPadです!
学校で教員用が配布されている方もいらっしゃると思いますが、「やっぱり自分のものを持っていると便利!」と夫やiPadを持っている友達の先生が話していました!
理由は、学校で配布される端末にはいろいろと制限があるから。
自分なりにカスタマイズしたり、好きなアプリを入れたりするのが仕事の効率化に欠かせないとのこと。
iPadを使うことで、
iPadでできること
授業計画をタブレットにまとめられる
タスク管理が便利になる
授業もタブレット一台で考えられる
仕事に必要な書類を一台にまとめられる
このようなメリットがあります。
ちなみに夫はこんな感じで授業計画をiPadで作成しています。
本時の計画から板書計画、単元計画までまとめられるので、授業の流れが理解しやすいです。

他のタブレットもありだと思いますが、使えるアプリの便利さなどを考えるとiPadが優勢だと現場の先生の声が聞こえてきます(笑)
自分用のiPadを一台持ち、仕事の効率化をして、毎日少しでも早く帰れるようにすることも、教員生活を送る上では大切!
効率化・便利・管理が楽...このようなことを重視している方は、iPadの購入を検討する価値はあります。
教員おすすめグッズ:まとめ

中学校での6年間の英語教員経験を生かして、おすすめグッズを選びました!
これから、また「あ!これもあったらいいかも」というものがあったら追記していきます。
今回紹介したグッズをまとめると、
おすすめグッズまとめ
1.赤ペン
ジェットストリーム 0.5 赤 10本 SXN15005.15
2.リングノート
コクヨ バインダー ノート キャンパス スマートリング B5 26穴 60枚収容 ビビッドピンク ル-SP706P
3.チョークケース
4.教科書カバー
クツワ STAD ブックカバー A4サイズ RA046 オレフィン製
5.デジタイマー
SUZUKI スズキ スクールタイマー5plus STEX-05P
6.ワイヤレススピーカー
JBL FLIP5 Bluetoothスピーカー IPX7防水/USB Type-C充電/ブラック JBLFLIP5BLK 【国内正規品/メーカー1年保証付き】
7.電子辞書
カシオ 電子辞書 プロフェッショナル エクスワード XD-SX20000 200コンテンツ
8.マグネット
ソニック マグネット 両面 強力 カラーマグネット 10個入 白 MG-781-W
9.ラミネートフィルム
アイリスオーヤマ ラミネートフィルム 100μm A4 サイズ 100枚入 LZ-A4100
アイリスオーヤマ ラミネートフィルム 100μm B4 サイズ 100枚入 LZ-B4100
10.プラスチックのかご
ストックバスケット A4 ホワイト 4570 26.4×35.3×8.1cm
11.ご褒美スタンプ
スタンプ スヌーピー 先生のごほうびスタンプ SE4-017
名探偵コナン スタンプ 先生のごほうびスタンプ SE4-034
12.ゼムクリップ
プラス ダブルクリップ エアかる 中 ブラック 20個 (10個入×2箱) 35-507×2
13.iPad
この記事が少しでも新学期の準備の参考になったら嬉しいです。
新学期はお店にもものが少なくなるので、3月になる前に、早めに準備しておくと安心!
しっかり準備をして、安心して新学期をスタートしてくださいね!
では、See you next time!:D