こんにちは、ゆりなです。
学習支援員を1年、中学校の英語教員を6年間経験しました!
今回は「教員 向いていない」で検索したあなたへ、教員生活の6年間で感じた経験からエールを送ります!
(私も教員時代に何度も検索していました。)
きっと「向いていないのかな?」という疑問を思っていたり、
「同じ気持ちの人はいないかな?」と思っていたりと、
いろいろな気持ちがあると思うので、この記事を読んで、ちょっとでも悩みが解決したり、次のステップへ進むきっかけになると嬉しいです。
私が教員をしていて感じた結論は、
「向いてないかも」と思っても、「教員としての仕事」が好きなら続けられる!
「向いてないかも」と思って、「教員の仕事にも違和感を感じる」「仕事内容自体が辛い」と思っているなら、続けると辛い!(私はやめました)
この2つです。
教員という仕事が好きなら、大丈夫、続けられます!
仕事内容自体が辛いなら、違う仕事を少しずつ検討していくのもありだと思います!
もう少し詳しく話しますね!
「教員に向いてないかも」って意外と多くの先生が思ってる!
まず、「教員に向いていないかも」と思ったあなたに伝えたいことは、
意外と多くの先生がそう思っている!(または思った経験がある!)
ということです!
同じ職場でバリバリ働く先生方に、「向いていないかも」って相談しにくいですよね。
相談してみると、意外と「向いていないかも」と思っている先生は多いように思います。
相談してみて気づく「自分も向いてないと思ってるよ」
私が学校勤務1年目、学習支援員として勤めている時でした。
同僚で、年が近く、かなり若いのに研修部長をつとめたり、生徒指導もしっかりできるなど「教員になるために生まれてきたのかな!」という数学の先生がいました。
年が近かったので、一緒にご飯を食べにいくことも多く、
「〇〇先生ってすごく先生に向いていますよね!授業も生徒指導も、すごいと思う!」と話すと、
「私も毎日、先生に向いていないんじゃないかと思っているんだよね。いまだに、授業前の教室に入るの緊張するし。」と返ってきました。
こんなに先生として立派で、非の打ち所がない人でも、そんなふうに思うんだ!と衝撃でした。
他にも、打ち解けて話してみると、「向いていないと思うんだよね」と話してくれる先生がいたり、Twitterで可愛いウサギのイラストを描いているusaoさん(小学校の先生)も「向いていないと思うことがある」と漫画の中で表現していました。
私が「教員向いていないかも」と思った理由①
私は勤務校によって気持ちが激しく動いていました。
私が教員向いていないかもと思った理由は、
①うまくいかないことがあったから
まずはこれです!
初任の4年間は、わからないことも多く、生徒指導や学級経営で悩むことが多かったです。
毎日、生徒たちの夢を見るほど、毎日子どもたちのことを考えていました笑
生徒指導がうまくいかなかったり、同僚の先生とうまくいかないことがあったり、仕事でミスをしたり…
でも、落ち込んだときは、不思議と自分のクラスの生徒たちが笑わせてくれて「この子たちのために頑張るぞ!」「やっぱり先生の仕事っていいな!」と思わせてくれました。
なので、この時点で「教員向いてないかも」と悩むことはあっても、「向いているよ!」って励ましてほしいだけで、退職は考えていませんでした。
「教員向いていないかも」と思った理由②
次に「向いてない」と確信した理由が
②仕事内容に違和感を覚えて、仕事内容自体が辛くなってきたからです。
退職を考える大きなきっかけとなったのは、転勤です。
新しい学校は、生徒の人数も増え、「勉強したくない子」が多い学校でした。英語は少人数制だったので、私は「英語が苦手な生徒」のクラスを1つ担当していました。
また、業務内容に偏りがあり、先生によって仕事量が違ったり、部活が盛んで、土日が潰れることが普通。
その業務内容の多さや不平等さに違和感を覚えたのと同時に、
「なんで勉強したくない子に強制的に教えなきゃいけないんだろう」という疑問が湧いてきました。
この子たちは、それぞれ好きなことがあるんだから、それをもっと深める時間を作ってあげられたらいいのに。
子どもたちが勉強する教科を選択できるようになればいいのに。
今まで大好きだった「英語の授業」をすることで、勉強したくない生徒と、無理して教えたくない私の両方が辛い思いになる日々を経験し、
「あ、もう厳しい!」と思って、退職を決断しました。
やりたくない部活や仕事を強制される日々にもストレスがすごかったです。
他にも理由はあるので、気になる方はこちらの記事も読んでください!
私が、学校の教育に違和感を持ち始めたのは、勉強を始めたという理由もあります。違和感を持っている人に、おすすめしたい本があるので、気になったらチェックしてみてください。
この本は、今まで「学校で教えることは全て正しい」と思っていた自分に新しい視点を与えてくれました。
「教員に向いてない」と思う理由を考えてみよう!
「教員に向いていないと思う人がたくさんいるのはわかったけど、自分はどうしたらいいんだろう?」
自分だけじゃないってわかったけど、それだけじゃ満足できない場合は、自分と向き合ってみましょう!
「なぜ自分は教員に向いていないと思うのか」を考えるのがおすすめです!
ノート、白紙、Twitter、パソコン上、なんでもいいので自分が向いていないと思う理由を書くなどして、はっきりさせてみましょう!
理由がはっきりすることで、この先教員としてずっと頑張っていけるのか、向いていないから次の仕事を考えた方がいいのかを判断できると思います。
私の場合は、
教員が向いていないと思う理由
- 体育祭の種目担当など運動が苦手なのに辛い
- 部活動の顧問とか、運動ができない上に、プライベートの時間がなくなるのが辛い
- 平日の放課後の部活とか、無給の上、本業の教材研究する時間が奪われるとか信じられない
- 業務内容の偏りが「年齢」「頼みやすさ」など不平等なところが嫌だ
- 英語が嫌いな子に英語を教えるのは違和感を覚えるし、辛い
- そもそも人前で話すのが苦手
このような感じです笑
もう、「学校」という職場環境を変えない限り解決されない問題ばかりだったので、
これらを解決するには退職しかない!と考えることができました。
この先、教員をずっと続けていけるかを基準に将来を考える
また、今後のことを考えるときに「この先、ずっと続けていけるか」を基準に考えるのもおすすめです。
この先の人生、この仕事を30年、40年続けて、自分は幸せなのかを考えてみる。
もし、仕事を変えるなら、準備や勉強、成長のことを考えると早い方がいいし、家族や子どもができるなどの環境の変化で仕事を変えるハードルも上がります。
悩んでいるなら、今のうちにしっかりと自分と向き合う時間を作るのがおすすめです。
「続けていけそう!」「仕事内容は好き!」そう思えるなら大丈夫!
「ずっと続けていけるのか」と考えたときに、
- この先もずっと続けていけそう
- 教員としての仕事内容が好き
そう思ったら、もう大丈夫!
そんなあなたは先生に向いているし、子どもたちのために絶対力になれます!
なれない仕事や環境は、経験を重ねていくときっと今よりも楽になるし、年齢を重ねていくときっと嫌な仕事も断りやすくなります。
ミスなんて誰でもするし、不安は誰にでもあるので「自分だけ」と思わず、「ミスは仕方ない、次に改善すればOK!」くらいのスタンスでいくと、楽になります。
「仕事内容が好き!」そう思えるなら、教員に向いてます!大丈夫です!!
「この先もこの仕事が続くと思うとゾッとした」と思ったら、いろいろ調べてみよう
その反対で、「この先もこの仕事が続くと思うとゾッとした」と思う方もいると思います。
心は正直です。無理して続けることで、心も体も疲弊してしまいます。
そして、世の中には教員以外の仕事がたくさんあります。
まずは、
ポイント
- 管理職に辛い状況が改善されないか相談してみる
- 転職サイトを見て、自分にあった仕事があるか見てみる
- 他の仕事に向けて、勉強を始めてみる
- 貯金をして、退職後もしばらくは生活できるように備える
- 視野を広げるために、本や他の人の発信から情報を多く取り入れてみる
自分が行動しやすいものから、少しずつ、今の状況を変えるために行動してみるのがおすすめです。
転職を考えているなら、隙間時間に、求人をチェックするのも良いですね。
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先ほど紹介した記事に、退職までの流れも書いてあるので、気になる方は目を通してください!
自分に正直に、ベストな方法を選んでください!
仕事の環境はなかなか変わらず、自分が変えるしかないことが多いです。
そんな中で「教員に向いているのかな」という疑問を持ったのはチャンス!
もしかしたら、自分の今後の働き方を変えるきっかけになるかもしれません。
教員の「向いている」「向いていない」は、”教員の仕事自体が好き”なのか”教員の仕事自体が辛い”なのかだと思います。
状況を変えたい方は、少しずつでも行動してみてください!
大切な自分の人生、よりよく生きていきたいですね!
では、今日はこの辺で!
See you next time!:D
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