先生の仕事

教員を退職することにした5つの理由。退職決定までの流れも紹介。

2020年3月20日

こんにちは、ゆりなです。

2020年の3月で、教員という仕事をやめました。退職です。

今まで教員として働いてきたわたしは、”教員として”のスキルしか備わっておらず、退職をする決断は勇気のいることでした。

だって公務員って安定してるって言われますよね。しかも、自分から辞めなければ、クビになることもない。

そんな中、わたしが教員を退職することにした理由を5つを紹介します。

その5つは以下の通りです。

  1. 子どもたちに授業をするのが辛い
  2. 部活動がブラックすぎる
  3. 精神的に嫌だけど、やらなければならない仕事内容が多い
  4. 頼まれやすい人は辛い
  5. 頑張っても給料は上がらない

この記事を読んでいるあなたがこんな思いをもっているなら、

教員始めてみたけど、ちょっと辛いな。辛いって感じてるの自分だけかな?やめようかも悩む。

共感したり、やめようかどうか考えるきっかけになってほしいと思ってこの記事を書いています。

6年間の中学校教員生活の辛い仕事内容のまとめなので、ぜひ最後まで読んでみてください!

子どもたちに授業をするのが辛い

教員の1番の仕事は「授業」です。

これが辛くなっては、教員としてやっていくのは辛い、と判断しました。

わたしは、全部の授業が辛くなったわけではありません。

ゆりな
基本的には、授業を考えて、子どもたちとやりとりをしながら、子どもたちが楽しく学んでいる姿を見るのが大好きです!

この気持ちは変わっていません。

ただ、

  • 勉強したくない子どもたちに自分の教科の学習を強要しなきゃならないこと
  • もっと子どもたちに好きなことをさせてあげる時間を作ってほしいと思ってしまったこと

この2点が、わたしの授業に対する気持ちを曇らせた原因です!

それぞれ紹介させてください!

勉強したくない子どもたちに教えること

”勉強をしたくない子どもたちに、自分の教科の学習を強制的に受けてもらわなければならない。”

これはわたしにとって、とても辛いことでした。

「強制的に受けてもらう」なんて言い方をすると他の先生に怒られるかもしれませんが、正直に書きます笑

わたしの勤めていた学校では、英語を少人数クラスに分けていました。

  • アドバンスコース(英語が得意)
  • スタンダードコース(普通)
  • ベーシックコース(英語が苦手)

このように3展開で、それぞれ担当の教員が授業をしていました。

アドバンスコースの子どもたちは、「英語好き!」「英語を使いたい!」「もっと勉強したい!」「こんなことも知りたい!」とモチベーションが高く、授業をしていてとっても楽しかったし、いろいろな活動を設定できました。

スタンダードコースは、1学級に授業をする感じで進めることができ、生徒の得意・苦手ポイントも把握しやすかったです。

そして、ベーシックコース!

英語が苦手な子たちが集まったクラスです。

この子たちの中でもモチベーションがわかれます。

  • テストや成績のために英語の点数はあげたい
  • 全く勉強したくない

この「全く勉強したくない」子たちに、自分の教科を教えることを想像してみてください・・・。

なんで勉強しなきゃならないんすか。自分、日本人です。

そんな言葉をほぼ毎日聞きます笑

しかも、隙あらば友達と会話!!

そりゃ、英語の授業を受けているより友達と話している方が楽しいので必然的にそうなります。

そんな子どもたちに「授業聞いてね!」「授業中だから話すのやめてね!」なんて言わなきゃいけない自分。

このような「生徒も自分も辛い時間を過ごす」のが本当にしんどかったです。
ゆりな

子どもたちに好きな活動をさせたい

そんな「勉強したくない」ベーシックコースの子たちですが、それぞれ得意なことや好きなことはあります。

  • 絵を描くこと
  • ゲームをすること
  • スポーツをすること
  • ダンスをすること

英語が苦手だし、勉強したくないし、きっと将来にも使わないだろうと思っている子たち。

ゆりな
そんな子たちに”英語を勉強することを強制する”より、”自分の好きなことについて調べたり、将来のためにスキルアップする”時間を作った方がいいんじゃないか。

これからは、AIが人間に変わって単純労働をしてくれることが今より増えていくと思います。

そんな中、自分のやりたいことを極めて、それを楽しみながら仕事にするのが最強だと思うんです。

その思いが強くなればなるほど、

「わたし、教員やっていけない」

と思うようになりました。

部活動がブラックすぎる

2つ目の理由は、部活動がブラックすぎることです。

ニュースで取り上げられたりすることで、ブラック部活動の実態が明らかになり環境はだいぶ改善されてきました。

日曜日に部活動を休みにする学校も増えてきたと思います!土曜日の4時間くらいなら手当ても出るしまあいいかと思えるかもしれません。

ただ…

問題なのは平日の部活動。こちら完全にボランティアなんです。

授業や生徒指導、委員会活動などが終わって一息つく放課後。その地獄の時間は始まります笑

大体16:00〜18:30くらいまで

給料は出ないのに2時間以上も拘束されるボランティア活動

が始まります。

今までは教員の世界の中で生きてきたので、

  • 部活動が放課後にあるのは当たり前(無給とかは特に意識してない)
  • 部活動を頑張る先生は偉い

こんな風に思ってきました。

でも、副業を頑張っている方や、定時に帰宅して自分の好きなことをしている人、家族との時間を大切にしている人について知ることで、この時間がどれだけ尊いことかを痛感しました。

ボランティアをしなきゃならない上に、本業である授業作りはその後になることが多く、本業なのに疲れと空腹で頭が回らない中仕事、なんてこともありました。

平日に加えて、土日に大会がある時は、平日以上の勤務時間を2日間引率に費やさなければならないこともありました。

もちろん自分で積極的に振替や年休を取らなきゃ月曜日から通常営業です(涙)。

精神的に嫌だけど、やらなければならない仕事内容が多い

学校の先生って、授業がメインの仕事だと言われますが、他にもやらなければならない仕事がたくさんあります。

「うわ、これわたし苦手だ!」って思っても、割り振られるので仕方なくやるしかないんです。

  • 先を見通せない不安
  • 自分にはできるのかという不安
  • 苦手なことをするストレス

結構、体に悪かったと思います笑

具体的には、

具体例

  • 体育祭の綱引き担当(体育が苦手)
  • 部活動委員会(そもそも部活動に関わりたくない)
  • スクールバスの連絡調整(え?わたしの仕事?)

特にスポーツ苦手女子にとって、体育祭の競技関係を指導しなきゃいけないのは精神的にキツかったです。

こんな感じで、「割り振られたらNOとは言いづらい、やらなきゃならない仕事」が結構ありました。

頼まれやすい人は辛い

上の項目と内容が似ていますが、次は人間性についてです。

ゆりな
頼まれやすい人は、次々に仕事を頼まれます!!!

管理職の目が行き届いており、仕事の量を均一に割り振ってくれる職場なら安心ですが、そうでない場合がほとんどだと思います。

その場合、

仕事を頼みやすい人に仕事が集まってきます。

4月当初の業務分担、

年度途中に降りかかってくる仕事、

気付いたら「あれ?これわたしの仕事?」と思うことも少なくありませんでした。

反対に、自分の意思を持ち、年齢も上で、強めの先生は、自分の仕事を選べていた印象です。

頼まれやすい人は要注意です!

年度はじめの面談で、しっかりと相談したり、自分にはできないと判断したら断っておきましょう!!

頑張っても給料は上がらない

最後に、給料の話です。

今の時点で、学校教員は、勤務年数が増えると比例して、給料も増えます。

管理職の評価で、少し給料があがるスピードが速くなったりしますが、聞いた話によると「良い評価を順番に回している」という噂もあるので、本当にその人の仕事を見て、評価しているのか少し不安です。

この人事評価制度も、給料の上限があるので、そこに到達した先生は給料は変わりません。

  • 他の先生より業務分担が多くても
  • 授業を毎回しっかりと考えても
  • 子どもたちとどれだけ関わっても

給料は上がらないんです。

もちろんやりがいはすごく、「給料が全てじゃない!」と考える先生方もたくさんいます。

子どものためだと思って、自分の時間を削って働くのがやりがいだと思えるなら、続けられると思います!

きっと先生を続けている方には、そんな方が多いんだと思います。

頑張っても給料が上がらない上、頑張る分だけ自分の時間もなくなっていくのは、自分の生きたい人生じゃないと思いました。

退職を決断してからの流れ

では、最後に簡単に退職を決断してからの流れを説明します!

先生、辞めようかな。

退職を考えている方は、この流れをイメージすることでより具体的に自分の人生について考えられると思います。

わたしの退職を決断してからの流れはこんな感じです。

  1. 退職を決断
  2. 年度の1回目の管理職面談(6、7月くらい)で退職の意向を相談
  3. 2回目(10月)の面談で、最終決断
  4. 2月くらいに退職の書類を記入
  5. 内示(3月)発表の際に、転勤する先生方と一緒に退職の発表

こんな流れでした。

教員の人事は10月から動き出すので、10月までに辞める意向を伝えられると、管理職への負担もなくスムーズかなと思います。

また、3月まで頑張れるなら、”途中でやめて学校が人手不足”になることもないので、残る先生方にも快く見送ってもらえるはず!笑

退職の流れや管理職とのやりとりについてはまた別の記事でまとめたいと思います!

まとめ:楽しいこともあるけど、辛いなら無理しないで!

結論、

やめたいと思ったら、自分に嘘をつかないでしっかり気持ちと向き合ってほしい

わたしはそう思います。

自分のことは自分が一番わかるし、自分の気持ちを誤魔化し続けて仕事を続けると、やりたいことや大切なことを見失ってしまうかもしれません。

ただ、先生の仕事は面白いこともたくさんあります!

他の仕事では経験できないこと、職場の先生方が協力的なこと、ある程度クリエイティブなことができること、

魅力もたくさんあります。

  • 自分の求めるライフスタイル
  • 自分に合っているのか
  • 今後もこの生き方を続けていけるか

など、悩んだ場合は自分と向き合ってみてください。

わたしはこの決断をするまで「先生の仕事辞めたいな」と思っても、そのうち慣れるだろう、自分は向いているんだろう、と言い聞かせて続けてきました。

辞めようと決断できたのは、生き方や働き方の勉強をしたからだと思います。

この記事が、悩んでいるあなたの心を緩ませたり、決断の背中を押すことができたら嬉しいです!

ではまた次の記事でお会いしましょう!

See you soon!

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yurina

ニュージーランド留学、アメリカ留学をへて、英語の先生を6年間経験しました。 6年間のノウハウと英語と旅行大好きな知識で、英語を勉強したい人、英語の先生を頑張りたい人、英語で悩んでいる人をサポートします!

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